産後に家事をがんばると影響があるの?
ママが元気だと感じていても、産後にゆっくり体を休めないと出産直後だけでなく年をとって影響がでてくるかも…
産後の家事をすぐにする影響と、更年期にも楽しく過ごす無理のない産後の過ごし方を見てみましょう!
産後はママの体を回復させる時期
産後はママの体が回復していく時期です。
1月ほどは安静にしましょう、その後もゆっくり時間をかけて体が回復していきます。詳しくみてみましょう。
悪露
子宮が妊娠前の大きさに戻る過程で、子宮から分泌物が出されます。
出産の時の胎盤や子宮内膜が、生理の時の血液と同じように分泌れるんです。
ですが生理より、出産直後はたくさんの血が出て1月ほど経つと落ち着いて血が出なくなってきます。
量によっては、生理用ナプキンでは対応できず、産褥パッドで対応しなければいけないほどです。
後陣痛
産後に子宮が元の妊娠前の大きさに戻ろうとする時に生じる、痛みのことをいいます。
陣痛というくらいなので、陣痛に似たような痛みを感じます。
1週間たつことには落ち着いていることが多いようです。
人によって痛みの感じ方は様々ですが、すでにお産の経験が1度ある場合の方が痛みを強く感じるケースが多いです。
痛みをあまり感じなくても、子宮は元の大きさに戻る動きをしているためゆっくり体を休めることが必要です。
帝王切開の場合も、後陣痛はありますのでゆっくり体をやすめてください。
骨盤の緩み
産後の骨盤はグラグラにゆるんでいます。
出産直後に歩きにずらさを感じたりする原因もこれです。
そのため骨盤ベルトをつかってキュッとしめてあげると、歩きやすくなったりします。
何もしないと歪みや回復の遅れにつながってしまいます。
精神的な影響
ホルモンバランスの影響で精神的に不安定になったり、慣れない育児で睡眠不足、疲れも感じることがあります。
何もないのに、ふと泣けてきたりと経験があるママもいるかもしれません。
免疫力の低下
免疫力が低下しています。
原因はホルモンバランスの乱れや、睡眠不足、育児の疲れなどによるものです。
すぐに感染症になってしまったり、風邪をひいてしまうと感じているのでは?
産後の肥立ち、という言葉をきいたことがありますか。
妊娠や出産を経験して体が回復することを言います。
この期間に無理をしてしまったりして、体調の戻りが悪いことを肥立ちが悪いなどと言います。
医療が発達する昔から、この期間は安静に過ごすようにという考え方がありました。
今では産褥期と呼ばれていますが、この期間が安静にして体の回復に努めるようにしましょう。
産後の家事をすぐにする影響
二人目出産後、無理してしまい、3日目に右足がパンパンに腫れ、苦い漢方薬と、食事制限がかかり、退院まで15日くらいかかってしまいました。家に帰ってもできないことだらけで…。こんな例もあるので、産後の肥立ちは私は気をつけたほうがいいと思います。
— temy( ´▽`)💕 (@blue_suzuiro) 2018年4月26日
産後の家事を、体が回復しないうちに初めてしまった時に更年期や、産後しばらくして出る影響について書きます。
体重増える
骨盤が歪んだりしてしまうと、体重が増える原因にもなります。骨盤をベルトなどでしっかりしめてゆっくり休息をとりましょう。
尿もれ
産後の悩みに尿漏れがあります。産後すぐに気になることもあるかもしれません。
ですが怖いのは、更年期などしばらくたってからも症状がある場合があることです。
尿漏れだけでなく、子宮脱になってしまうこともあります。
体が回復したら、産褥体操など骨盤底筋を鍛える運動を取り入れて防ぎたいですね。
産後の肥立ちうんぬんもだけど、ほんとに産後にちゃんと休まないと老後に子宮脱になるよ!!って強く周知してほしい。まだ知らない人も多いけど無理すると後で体にくるよってのは子宮を支える靭帯が戻らず老後に本当に子宮が体外にでてしまうって事。介護士が戻すのよ。ググーっと押して。大変なのよ。
— 寿喜堂4/28〜ラヴィ吉祥寺パルコ (@kotobuki_111) 2018年4月25日
骨盤のゆがみ
産後に無理をして過ごしてしまったり、骨盤をしっかりしめずに歪んでしまうと更年期や年をとったりして、腰痛や股関節痛などの痛みに悩まされることが多く見られます。
これは歩く時に痛みを伴ったり、座っていても症状があったりするので日常生活に大きな影響があります。
ですので骨盤の歪みには注意してあげると、更年期などにも健康に過ごすことができます。
産後の肥立ちを大事にしないと、数年後、十数年後、数十年後に
ひどい返しが来ると言いますので、産後はより大事に!です!。
赤ちゃんによっては全然眠れなくなるし、
家事なんて難しいものですよ。
出来る人は実家でゆっくり甘やかされるといいんですよ。
甘やかしの何が悪い!— phtn (@phlyeard) 2018年4月25日
産後の無理しない過ごし方
産後の無理のない過ごし方を見てみましょう。
バランスのとれた食事
昔は栄養状態が悪くて体の回復が遅れることもあったくらい、栄養のある食事は大事です。
体の回復だけでなく、母乳の出にも影響します。
栄養のバランスを考えて食事をしたり、母乳の出がよくなるように水分を多くとったりしてみましょう。
自分で作ったり周りに頼れない場合は、出来合いのものを使ったり体を休めることを優先しましょう。
睡眠
睡眠をたっぷりとると体の回復を早めるために効果がありますよ。
産後の特に1月は、授乳など以外は横になって過ごした方がいいといわれるくらいです。
睡眠不足になると、母乳の出が悪くなったり、産後うつの原因になったりと回復が遅れます。
赤ちゃんのお世話は協力してもらったり、周りを頼って睡眠をとれるようにしましょう。
家事は多少しなくても、ママの体を休めることを優先した方がいいですよ!
周りの力を借りる
自治体によっては、家事代行サービスの体験をプレゼントしてくれる自治体もあります。
お祖母ちゃんやお祖父ちゃんなど周囲の力を借りられる場合は遠慮なく頼った方がいいでしょう。
パパも協力してもらえるようにお願いしておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
産後のママの体の状況、産後に無理をして家事をすると更年期にでる影響、産後の無理しない過ごし方をみました。
産後のママの体は回復するために、ゆっくり休めてあげる必要があるんです。
産後の家事で無理をすると、更年期にも影響がでてしまいます。
周りに協力してもらったり、サービスなどを使ってゆっくり体を休めたいですね!